今回ご紹介するのは、茨木市の総持寺周辺で約9か月暮らしたH.Nさんの体験談です。
仕事帰りに立ち寄るスーパーや、夫婦でモーニングを楽しむ喫茶店など、何気ない日常を重ねるうちに、この街への愛着が育っていったといいます。
JRと阪急を使い分けられる便利さから、自転車移動で気になったことまで、実際に暮らした方の目線で総持寺の生活を紹介していただきました。
寄稿:H.Nさん/茨木市での居住歴:約9か月
夫の転勤をきっかけに、2026年1月から9月まで、茨木市の総持寺周辺で夫婦2人で暮らしていた20代の女性です。
当時は高槻市内の病院で看護師として働き、自転車で通勤していました。
仕事帰りの買い物や夫婦で訪れたお気に入りのお店など、日々の暮らしを通して感じた総持寺の魅力と気になる点を紹介します。
プロフィール
名前:H.N
20代・女性。夫婦2人暮らしです。
2026年1月から9月までの約9か月間、茨木市の総持寺周辺で暮らしていました。
夫の転勤をきっかけに茨木市へ引っ越し、私は高槻市内の病院で看護師として勤務。総持寺から職場までは自転車で通勤していました。
普段よく利用していたのは、JR総持寺駅と阪急総持寺駅。買い物や外食なども含め、総持寺駅周辺で日常生活のほとんどを過ごしていました。
観光で訪れるのとは違い、実際に暮らしてみると「ここが便利だった」「こういうところが好きだった」という部分がたくさん見えてきました。
今回は、約9か月間総持寺で暮らした私が感じた、日常目線での街の魅力をご紹介します。
この街を好きになったきっかけ

総持寺で暮らすことになった一番のきっかけは、夫の転勤です。
引っ越してくる前は、総持寺について詳しく知っていたわけではありませんでした。そのため、最初は「どんな街なんだろう?」という気持ちのほうが大きかったと思います。
実際に暮らし始めて最初に感じたのは、思っていたよりも静かで、落ち着いている街だなということ。
駅の近くには住宅街が広がっていて、スーパーや薬局など、日常生活に必要なお店もあります。大きな繁華街のようなにぎやかさはありませんが、その分、家に帰ってきたときにほっとできるような雰囲気がありました。
また、JR総持寺駅と阪急総持寺駅の2つの駅を使い分けられるのも、住んでみて便利だと感じたポイントです。
普段の移動では阪急を使うこともあれば、JRを使うこともあり、「今日はこっちの駅を使おう」と選べるのが意外と便利でした。
さらに、私は高槻市内の病院で働いていたため、普段は自転車で通勤していました。
電車だけでなく、自転車でも周辺エリアへ移動しやすかったことも、総持寺での暮らしを好きになった理由の一つです。
住んでいて良かったこと
総持寺で暮らしていて特に良かったのは、日常生活に必要なものが比較的コンパクトにまとまっていることです。
普段の買い物では、スーパー「アプロ」をよく利用していました。
食材を買うときには、お肉や魚を選ぶことが多かったのですが、品質にも満足していました。アプロは閉店時間が早い分、セールの開始時間も早く、仕事を終えて帰宅する前の18時ごろに立ち寄ると、すでにセールが始まっていることもありました。「今日は何がお得かな」と見ながら買い物するのも楽しみの一つでした。
夫婦2人暮らしだったので、仕事帰りに必要なものだけ買って帰れる環境はとても助かりました。
また、薬局も近くにあり、スギ薬局を利用することも多かったです。日用品や薬など、スーパーだけでは揃わないものを買える場所があるのは、実際に生活してみるとかなり安心感がありました。
そして、総持寺で暮らして良かったこととしてもう一つ挙げたいのが、大阪方面と京都方面の両方へアクセスしやすいことです。
JRと阪急を使い分けられるため、目的地によって交通手段を変えられます。
休日に少し遠出したいときにも、「駅からどこへ行こうかな」と選択肢があるのは便利でした。
一方で、普段の生活圏は落ち着いているので、仕事から帰ってきたあとに街のにぎやかさに疲れることもありません。
「便利だけど、便利すぎて落ち着かない」という感じではなく、生活する場所としてちょうどいいと感じていました。
私のおすすめスポット
気軽に立ち寄れる「ジャッカル」

総持寺周辺でお気に入りだったのが、喫茶店の「ジャッカル」です。
リーズナブルなモーニングやランチがあり、気軽に利用できるところが好きでした。
特に休日の朝やお昼に、夫と「今日はゆっくりしよう」と出かけるのにぴったり。
今どきのおしゃれなカフェとは少し違う、どこか温かくて懐かしい雰囲気があり、肩の力を抜いて過ごせる場所でした。
忙しい毎日の中で、こういう「近所でちょっと休める場所」があるのは、住んでいる人にとって意外と大切だと思います。
阪急総持寺駅近くの居酒屋「ちきゅう」

もう一つのお気に入りは、阪急総持寺駅の近くにある居酒屋「ちきゅう」です。
夫婦で食事をしに行くことがあり、料理だけでなく、お店の気さくな雰囲気も印象に残っています。
店長さんとの距離が近く、試食を出していただいたこともありました。
チーズ料理をはじめ、創作料理もあり、一般的な居酒屋メニューとは少し違った料理を楽しめるのも魅力です。ドリンクの種類も豊富なので、料理やその日の気分に合わせて選べるのも嬉しいポイントでした。
「今日はどこかに食べに行こう」と少し特別な気分になったときに、近所でこうしたお気に入りのお店を見つけられたのは、総持寺で暮らしていて良かったことの一つです。
観光で訪れるだけでは分からない、「近所に行きつけのお店ができる」という楽しさを感じられました。
私の好きな休日の過ごし方
総持寺で暮らしていた頃の休日は、遠くまで出かける日ばかりではありませんでした。
朝はゆっくり起きて、近所の喫茶店へモーニングを食べに行ったり、スーパーへ買い物に行ったり。
その後、電車で茨木駅方面や高槻方面へ出かけることもありました。
総持寺周辺で過ごす休日の良さは、「何も予定を詰め込まなくても、それなりに一日を楽しめること」だったと思います。
平日は仕事で忙しく過ごしていたので、休日まで遠出すると疲れてしまうこともあります。
そんなときは、近所でご飯を食べたり、買い物をしたり、夫とゆっくり過ごしたり。
逆に少し気分転換したい日は、JRや阪急を利用して別のエリアへ出かける。
その日の気分に合わせて過ごし方を変えられるのが、総持寺で暮らす心地よさでした。
住んでいて気になること

もちろん、実際に住んでみて「ここは少し気になるな」と感じたこともあります。
まず、総持寺周辺は場所によって坂が多いことです。
自転車を日常的に使っていた私にとっては、行き先によっては少し大変に感じることがありました。
特に自転車移動をメインに考えている方は、住む場所を決めるときに、駅から家までだけでなく、普段よく行くスーパーや職場までの道も実際に確認しておくと安心だと思います。
また、総持寺駅周辺だけですべての買い物を完結させようとすると、少し物足りないと感じる場面もありました。
普段の食料品や日用品を購入するには困りませんでしたが、もう少し大きな買い物をしたいときや、いろいろなお店を見たいときには、茨木駅方面や梅田などへ出ることもありました。
「駅前に大型商業施設がたくさんある」というタイプの街ではないので、そこをどう感じるかは人によって違うと思います。
また、北摂エリアということもあり、住む場所によっては家賃などが少し高めに感じることもあると思います。
ただ、私自身は、静かさや交通アクセス、日常生活のしやすさとのバランスを考えると、実際に暮らしてみて納得できる部分も多くありました。
総持寺へ引越を考えている人へ
総持寺で約9か月暮らしてみて感じたのは、「便利さ」と「落ち着き」の両方を求める人にとって、暮らしやすさを感じやすい街なのではないかということです。
大型商業施設や繁華街がすぐ近くにあるようなにぎやかな街ではありません。
でも、スーパーや薬局など、普段の生活に必要なものは身近にあり、JRと阪急の2つの駅を使い分けることもできます。
大阪方面にも京都方面にも出やすく、必要なときには少し足を伸ばして買い物やお出かけを楽しめる。
そして何より、実際に暮らしてみると、駅周辺の落ち着いた雰囲気や、近所のお店で顔を覚えてもらったり、お気に入りのお店を見つけたりするような、「暮らしているからこそ感じられる街の良さ」があります。
私自身、最初から総持寺に強い思い入れがあったわけではありません。
夫の転勤をきっかけに住み始めた街でしたが、毎日の通勤や買い物、休日の過ごし方を重ねるうちに、「ここで生活するのもいいな」と思うようになりました。
これから住む場所を探している方には、駅からの距離や家賃だけでなく、ぜひ実際に街を歩いてみてほしいです。
スーパーまでの道、駅から家までの帰り道、近所の飲食店、休日に立ち寄れそうなお店。
そうした何気ない日常を想像しながら歩いてみると、総持寺が自分の暮らしに合う街なのか、より具体的にイメージできると思います。
私にとって総持寺は、派手な魅力があるというより、毎日の生活の中で少しずつ好きになっていった街でした。
その他地域に住んだ人の声も参考に
実際に暮らした人の体験からは、街の魅力や日々の暮らしが見えてきます。
茨木市での住まい選びに、次の体験談も参考にしてみてください。
茨木市のことをもっと知りたい方へ
H.Nさんの体験談からは、総持寺での日々の買い物や、夫婦で過ごす休日の様子が伝わってきます。
茨木市で住まいを探している方は、市全体の交通アクセスや子育て環境、エリアごとの特徴もあわせて確認してみてください。
「茨木市の住みやすさ」では、暮らしを考えるうえで知っておきたいポイントを紹介しています。


