今回は、豊中市の服部天神周辺で約35年暮らすS・Oさんの体験談をご紹介します。
関西での暮らしに戸惑いながらも、近所の方との交流や子育てを通じて、この街が大切な場所になっていったそうです。
家族でお参りした服部天神宮、季節の花を楽しむ服部緑地、普段の移動や買い物のことまで、暮らしの変化とともに見えてきた街の魅力を語っていただきました。
道幅の狭さなど、住んでいるからこそ感じる気になる点も、住まい探しの参考にしてみてください。
寄稿:S・Oさん/豊中市での居住歴:約35年
結婚を機に服部天神周辺へ移り住み、子ども2人を育て、現在は夫婦二人で暮らしています。
服部天神宮での家族の思い出や服部緑地での散歩、日々の買い物など、長く暮らして感じてきた街の魅力と気になることを紹介します。
プロフィール
はじめまして。S・Oと申します。60代の女性で、夫と二人で暮らしています。
結婚を機に豊中市の服部天神周辺に住み始めました。家族は夫と子ども2人の4人家族でしたが、現在は子どもたちも独立し、夫婦二人で暮らしています。
最寄り駅として利用しているのは阪急宝塚線の服部天神駅と、吹田市にある江坂駅です。行き先によって駅を使い分けています。普段の買い物や外出では服部天神駅周辺を中心に、江坂駅周辺も身近な生活圏として利用しています。

この街を好きになったきっかけ
私が豊中市に住むようになったきっかけは結婚です。夫の会社の社宅がこの地域にあったため、結婚を機に引っ越してきました。それまで関西圏で暮らした経験がなかった私にとって、最初は見るもの、聞くものが新鮮でした。
特に戸惑ったのが関西弁です。イントネーションや表現が違い、最初は少し緊張しましたが、近所やスーパーで気軽に話しかけてもらい、次第に親しみを感じるようになりました。子どもが幼稚園、小学校へ進む中で友達も増え、今でも仲良く付き合っています。大切な友人に出会えたことが、この街を好きになった大きなきっかけです。
住んでいて良かったこと
暮らしていて特に良かったと感じるのは、交通の便利さです。服部天神駅から大阪梅田までは阪急宝塚線の普通電車で乗り換えなし、時間帯によっては約12分で着きます。
買い物や用事で梅田へ出る時に、乗り換えを気にせず出かけられるのは助かります。新大阪方面へ行く時は江坂駅からOsaka Metro御堂筋線を利用でき、伊丹空港にも出やすく、目的地に合わせて移動方法を選べます。
日常生活に必要なものが徒歩圏内にそろうのも便利です。スーパーはライフ服部店と阪急オアシス服部西店があり、特にライフ服部店は2階に日用品もあるため、急に必要なものができた時にも助かります。
学校、銀行、病院、100円ショップも身近にあり、普段の用事を近所で済ませやすいのがこの街の良さです。
私のおすすめスポット
私がおすすめしたい場所は、「服部天神宮」と「服部緑地」です。どちらも観光地として見るだけでなく、長く暮らす中で家族の思い出が重なってきた場所です。
服部天神宮は「足の神様」として知られ、服部天神駅からも近い神社です。にぎやかな街中にありながら、境内に一歩入ると空気がやわらぎ、優しく親しみやすい雰囲気を感じます。
家族で初詣や子どもの七五三など、節目のたびにお参りしてきました。私が訪れる日は、午前中のほうが比較的落ち着いて過ごせると感じます。
写真にもある大きな下駄など、足の神様らしいものが目に入るのも印象的です。

もう一つのお気に入りが服部緑地です。とても広く、自然が多いので、ゆったりとした気分で過ごせます。
春には梅や桜が咲き、そのほかの季節も手入れされた花々を楽しめます。季節が変わるたびに景色も変わるので、散歩をするだけでも気持ちがいいです。

園内には子どもが楽しめる遊具があり、暑い時期には水遊びやプールも楽しめます。バーベキューをしたり、魚釣りをしたりと、家族や友人と一日ゆっくり過ごすこともできます。午前中は比較的人が少ないので、おすすめです。
子供が小さい時から大人になった今まで、それぞれの年代にあった楽しみ方ができるところが、服部緑地の良さだと思います。

私の好きな休日の過ごし方
現在の休日は、天気が良ければ午前中から服部緑地へ出かけることが多いです。
季節の花を眺めながらゆっくり歩いたり、散歩をしている犬を見たりするだけでも気分転換になります。公園内で食事ができる場所もあるので、おにぎりなどを買って、外の景色を楽しみながら食べることもあります。
公園の近くのお店で食事をするのも楽しみの一つです。
中華料理のお店では麻婆豆腐がお気に入りで、散歩のあとに立ち寄ることもあります。また、たまに友人とウォーキングを兼ねて服部緑地まで歩き、おしゃべりをしながらのんびり過ごします。
夏には山ヶ池一面に蓮の花が咲きます。昼前から閉じ始めるので午前中、特に朝がおすすめです。
神社仏閣を巡ることも好きで、御朱印を集めています。京都へも新大阪駅から京都駅まで時間帯によっては30分ほどで行けるため、休日には神社やお寺を訪ねることがあります。
近所で自然を楽しむ日もあれば、少し足を延ばして京都へ出かける日もあり、その日の気分に合わせて過ごせるのが私の休日の楽しみです。
住んでいて気になること
住んでいて気になる点もあります。
一つは、場所によって坂道があることです。自転車をよく利用する方には電動アシスト自転車があると移動がかなり楽だと思います。
また、服部西方面は道幅が狭いところがある一方で車の通行が多く、歩いている時や自転車で通る時には気をつけています。
もう一つは、服部天神駅に阪急宝塚線の急行が停車しないことです。大阪梅田へは普通電車で乗り換えなしで行けますが、急行が止まればさらに便利になるのにと感じてしまいます。
便利な地域ではありますが、道の狭さや坂道、電車の停車種別など、暮らしているからこそ感じる不便さもあります。
服部天神へ引っ越しを考えている人へ
これから住む方には、都心への出やすさ、日常の買い物、自然の近さをバランスよく求める人に合う街だと思います。
大阪梅田へ通勤・通学したい人、子どもと公園で過ごしたい家族、休日に散歩を楽しみたい人には暮らしやすい環境です。
一方で、急行が停まる駅を最優先したい人や、駅前に大型商業施設がそろう環境を求める人には、少し物足りないかもしれません。住む前には、駅から自宅までの道や坂、普段使うスーパーまでの距離を歩いて確かめておくと安心です。
結婚をきっかけに来た土地ですが、子育てをし、今は夫婦二人で暮らす中で、服部天神は私の生活の一部になりました。交通の便利さ、自然、季節を感じながら暮らせること。
生活の変化に合わせて楽しみ方を見つけられるところが、私がこの街を好きな理由です。
その他地域に住んだ人の声も参考に
実際に暮らした人の体験からは、街の魅力や日々の暮らしが見えてきます。
豊中市での住まい選びに、次の体験談も参考にしてみてください。
豊中市のことをもっと知りたい方へ
S・Oさんの体験談からは、服部天神周辺での日々の便利さや、家族の思い出とともに街への愛着が深まってきた様子が伝わります。
豊中市への引っ越しを考えている方は、市全体の交通アクセスや子育て環境、エリアごとの特徴もあわせて確認してみてください。
豊中市の住みやすさを解説した記事も、住まい探しの参考にご覧ください。


